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2013年5月13日 (月)

NHKサキどり↑ - 「風の森」油長酒造

4月28日の朝に放送されたNHKサキどり↑の日本酒特集
既に2週間すぎてしまいましたが、番組内で紹介された
気になる酒蔵「油長(ゆうちょう)酒造」についてです。
 
Photo
 
若者達が造り上げた“味と香りが変わりにくい生酒”、
それが油長酒造の「風の森」シリーズ。
 
「風の森」は、友達のツイッターに、「今夜、飲んでいる日本酒」としてよく写真が
Upされていて馴染みがありました。放送前の4月20日にはその友達と偶然にも、
吉祥寺の「日本酒や」で「風の森」を飲んだところでした。
 その時の印象は、きれいで若くいきいきした酒ってイメージでした。
 
若い人達が、その頭脳や、天性の才能を生かして造り上げた酒とサキどりで
紹介されて、なんだか納得でした。
香りが華やかで、フレッシュなシュワ感に酸もあり、飲みごたえもあるので、
ワインな方でも、日本酒っておいしいんだね、と言ってもらえる要素が
多い日本酒だと思います。
私も日本酒を知って、最初に好きになったのが、いわゆる「ムロカ生原酒」系
酒でした。
 
そして、「風の森」を検索しておおーって思ったのは、価格がお手頃なこと。
四合瓶だと、千円台が当たり前、一升瓶でも二千円台が主流です。
この値段で大量生産ではない手造りならではの良質の日本酒が楽しめるのは
すごいことだと思います。
 
サキドリ↑でも、見ていて驚くことが続きます。
「油長酒造」の当主、山本長兵衛さん(59)は、高い目標をたて日本酒造りに取
組んでいたのですが、自分の思う酒にはなかなか到達しない、そこで4年前
全ての酒造りを若者に委ねる決心をします。
杜氏には、これまで招いていた但馬杜氏を辞め、入社2年目28歳の松澤さんを
指名。現場での経験はほとんどないものの、大学で醸造学を学び、勉強熱心で
好奇心旺盛だったことが抜擢の理由だったそうです。
 
当主の山本長兵衛さんも実は、研究熱心で革新的な方だそうです。
酒造りの最後の段階で、もろみを搾る作業があります。その中でも贅沢な搾り方
として、機械を使って圧力をかけるのではなく、もろみの重さで落下した酒を詰め
る「吊るし取り」と言うのがあります。
山本さんは、この方法では空気にさらされている時間が長すぎて劣化の原因に
なりかねないと、ご自分で、「イカキ取り」という手法を生み出したんだそうです。
無加圧に近い状態で、周囲の空気に触れることなく搾れる方法。
革新的な考え方の持ち主であるが故に出来た決断だったのだと思います。
 
そして、酒造りの中でも重要な麹造り。
この麹造りを任されたのは、入社五年目の高橋千尋さん。
大学は商学部で酒造りは素人同然の高橋さんですが、人並み外れた嗅覚も持っ
ていたことで抜擢されます。高橋さんがかぎわける麹の香りは20種類以上なんだ
そう。当主の山本さんでは5種類が限界だったのだそう。
高橋さんの感じる麹の香り;
‘ちょっと湿ってる藁’、’さらに水分があると子犬っぽいにおいがあるときもある’
‘上品な砂糖菓子’、‘水々(瑞々)しい洋梨’、‘朝の香り’、‘日なた臭’などなど。
その微妙な香りの違いで麹の状態を判断し、水分調節をするんだとか。
そして、水分を飛ばしたい時の装置はお手製!だそうです。
そうやって出来た麹は、低温でも働く力が3割アップしたんだそうです。
 
生酒にかける熱い思い、地酒へのこだわり、そんな当主の山本さんが見守る
中で、若者たちがその個性をいかして、いきいきと酒造りに励んでいる。
「風の森」シリーズの日本酒を飲んでいると、その思いや姿が浮かんできます。
彼らの情熱がストレートに伝わってくるお酒だと思います。
 

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